第4号『胃がんとタバコ、お酒はどんな関係?』
2016/09/26
肺がんになりやすい体質、遺伝的な要因があることはよく耳にします。日常生活の中でも胃がんになりやすくなる原因があります。
タバコは肺がんの原因としては有名ですが、タバコを吸わない人よりも吸った人の方が胃がんが発生する危険が有意に高くなり、約2倍になるといった報告もあります。
お酒は飲みすぎると肝臓に負担をかけますが、タバコを吸い、お酒も飲むことで相乗効果としてさらに胃がんが発生する危険が高くなることを指摘している研究もあります。
山形を含め東北地方では昔から塩分をたくさん摂る習慣がありますが、塩分もまた摂取量の増加が胃がんを発生させる危険を高くします。
毎日、タバコをたくさん吸いながら、お酒を浴びる程飲み、塩分の多いつまみをむしゃむしゃ食べる、毎日のストレス発散にと思っていても、このような生活をずっと続けていると胃がんになりやすくなるのかもしれません。